同社はグループ全体でビットコインを中心とした仮想通貨の情報、交換所、同システム、金融仲介機能を網羅し、IoTと産業分野への融合なども含めて仮想通貨による一気通貫のサービス提供を可能とすることを成長戦略に据えている。
第1四半期(1-3月)は10%減収となったが、不採算店舗閉店など構造改革を進めているブランドリテールプラットフォーム事業の売上減などが響いた。
企業IR支援サービスにおいてフィスコIRの企業調査レポートサービスの受注が堅調に推移する一方、IoT関連事業ではネクスが小売業界向け大型案件を受注。営業外費用に持分法による投資損失1.62億円を計上したことで最終赤字となったものの、赤字幅は縮小した。
なお、同社グループでは、持分法適用関連会社であるフィスコ仮想通貨取引所(FCCE)がテックビューロと結んだ「Zaif」事業の譲渡契約は、2019年4月22日をもって承認手続きが終了。出金を停止していたビットコイン、ビットコインキャッシュ、MONA(モナコイン)の入出金も再開しており、今後もFCCE「Zaif取引所」では停止しているサービスの早期再開を目指しシステム的な安全性の確保に力を注いでいる。
また、同社では企業IR支援サービス分野で2021年12月末時点での取引先数1000社(現在約500社)を目標に、企業調査レポートや統合レポート、アニュアルレポート等に加えて、フィードバックレポート、IR情報英訳サービス等のサービスメニュー拡大を進める。IoT関連事業では農業ICTに注力するネクスが6次産業化事業とフランチャイズ事業を積極的に推し進めるなど、主要事業の強化に努める。
2019年12月期通期業績については2月14日に開示した従来予想を据え置いたものの、黒字転換を見込む営業損益は上振れする可能性もあるようだ。また、配当可能限度額の確保を実施して、第2四半期以降の進捗を見極めながら復配も検討するとしている。
株探ニュース
この銘柄の最新ニュース
フィスコのニュース一覧- 本日の【株主優待】情報 (28日引け後 発表分) 今日 19:50
- 支配株主等に関する事項について 今日 17:30
- 2023年12月期株主優待に関するお知らせ 今日 17:30
- 公益財団法人財務会計基準機構への加入状況及び加入に関する考え方等に関するお知らせ 今日 17:30
- 第三者割当による第7回新株予約権の発行中止に関するお知らせ 2024/03/26
マーケットニュース
- 国交省移管で上下水道一体整備へ、「水インフラ関連」に活躍機運 <株探トップ特集> (03/28)
- 明日の株式相場に向けて=インフレ・スイッチが入った不動産関連 (03/28)
- ダウ先物は小動き 本日は月末期末の取引=米国株 (03/28)
- 本日の【新規公開(IPO)】公開価格決定 (28日大引け後 発表分) (03/28)
フィスコの取引履歴を振り返りませんか?
フィスコの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。