5G普及本格化を前にデータセンターへの関心高まる
時価総額:259億円
PER:125.63倍
PBR: 3.43倍
データセンターを運営し日本最大規模の大容量・高速の通信回線を強みとしながら東京・大阪・北海道の3拠点を構える。ハウジングとホスティングそれぞれサービス提供し、ホスティングはクラウドやVPSといった仮想サーバサービスの展開も行っている。インフラとサービスの両面から商品開発しオールインワン体制でノウハウが蓄積されていることも強み。
業績面は10/29に中間決算発表し売上高で前期比14.6%増収、利益面は足元7-9月期が減益着地だったが中間累計では営業利益で同43.8%増益、経常利益では同56.7%増益と伸びた。専用サーバの高火力コンピューティングサービスの大口案件が寄与した他に政府衛星データ案件も寄与していることにも注目だろう。
株価は7月に200日移動平均線を突破して強含みの推移となっている。特に7月末の業績上方修正が起爆剤になっており、その後も増額修正期待を背景とした根強い買いが株価を押し上げているとみられる。足元では25日移動平均線に接近して再び押し目好機を演出しており、新規買いを狙う投資家にとっては妙味が出てきたと言えそうだ。
(12/27現在)