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※2024年1月22日10時に執筆
2023年はAI関連が一過性のブームのように扱われていた印象ですが、AIそのものは今後も社会に浸透しながら発展していく事になるでしょう。日本のAI関連銘柄に金の卵が生まれるのか、精査していきたいですねぇ。
改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。
日経平均が好調なタイミングなら、日経平均の構成銘柄となっている大型株を手掛けるのはベターですな。新NISAも始まり、投資初心者のマネーが有名企業へ流入すると予想されます。ただ、大型株への投資はいわゆる“テンバガー銘柄”を発掘する投資とは異なります。
元より、あたくしは天邪鬼な性格ゆえ、今回もあえて中小型・グロース株にスポットを当てていきたいところ。特にAI関連は玉石混交で、日本のAI時代の鍵を握る銘柄がどこに潜んでいるのか気になりますな。法律の改正等で特定の銘柄が物色される事もありますし、2023年に売られ過ぎのグロース株が見直される契機はAI関連から始まるのではとも睨みます。
日本社会の中で、AIがあたくし達の生活にどのように浸透するのか考えるのも銘柄選定の訓練になりそうですな。エヌビディアの勢いを見ると急速にAI社会へ向けた土壌は整備されておりますので、あとは供給されるAIサービスと実社会とのマッチングでしょうか。
日本に限って考えると、人口減少で人手不足が顕著な業界があったり、事務仕事もDXの導入が遅れていますので、長期的にAIへの需要が拡大する素地はあると思われます。具体的な未来の姿を想像するのは難しいですが、AIブームは一過性ではなくインターネットのように誰もが使うツールになるはずです。
さて、どのようなAI関連銘柄が物色されているのか…まずは成長市場である「不動産テック」において中古不動産流通に特化のポータルサービス「リノシー」を手掛けるGA TECH<3491>は、業績面では絶好調です。同社はいち早く生成AI・ChatGPTを活用したサービス開発の為の研究部門を発足させた事でも注目されており、その秘めた材料性にも注目です。直近では米国のプロパティーマネジメント事業や投資用不動産事業を手掛ける企業を子会社化するなど、その成長性については個人的には期待しております。
直近IPOからは昨年9月上場のファーストアカウンティング<5588>をチェックしております。理化学研究所のLLM(大規模言語モデル)共同研究に参画した他、配当修正も好材料となりました。同社は会計分野に特化したAIソリューションを提供しており、会計士や弁護士の業務はAIに置き換えが進むのか…。注視したいですな。
AI自動翻訳に強みを持つメタリアル<6182>は、1月17日付の日本経済新聞朝刊が「東証は2025年3月からプライム市場に上場する全約1600社に重要情報の英文開示を義務づける。」と報じた事で思惑買いが流入した模様。同社はAIによる英会話学習などでも強みがありますな。また、ディスクロージャー大手のTAKARA & COMPANY<7921>も同じくこちらのニュース発表後に動意しました。業績は着実に拡大しており、長期で上昇トレンドを形成しております。AI関連ではないものの、このニュースを機に注目度が高まる可能性もあると見てピックアップさせて頂きました。2020年9月に付けた3015円を上抜ければ、本格的に強気の相場へ突入するか…。
エッジAI関連として注目されるオプティム<3694>は、リアルタイムで画像解析ができる「OPTiM AI Camera」などのエッジAIの思惑から買いが流入している様子。AIを活用した文書管理サービス「OPTiM電子帳簿保存」などオフィスDXのテーマも有しております。
最後はデータセンター事業を新たに開始すると発表したフィックスターズ<3687>です。一目均衡表(日足)の雲を上抜いて、下値を切り上げるか。量子コンピュータ関連としても思惑があり、2月8日の決算発表を注視したいです。
さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を中心に日々、ご紹介しております。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。
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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず
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