―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から20日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.3 ヤーマン <6630>
20年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比71.2%減の6.4億円に大きく落ち込み、5-10月期(上期)計画の28.8億円に対する進捗率は22.5%にとどまり、5年平均の46.7%も下回った。
▲No.4 アークランド <9842>
20年2月期第2四半期累計(3-8月)の連結経常利益は前年同期比4.1%減の56億円に減り、従来の2.7%増益予想から一転して減益で着地。
▲No.5 ファストロジ <6037>
19年7月期の経常利益(非連結)は前の期比38.2%増の8.6億円に拡大したが、20年7月期は前期比6.8%減の8億円に減る見通しとなった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<3843> フリービット 東1 -20.25 9/13 1Q 66.28
<3665> エニグモ 東1 -19.48 9/13 上期 18.76
<6630> ヤーマン 東1 -14.61 9/13 1Q -71.21
<9842> アークランド 東1 -6.34 9/17 上期 -4.09
<6037> ファストロジ 東1 -5.93 9/13 本決算 -6.82
<3662> エイチーム 東1 -5.34 9/13 本決算 -64.40
<3159> 丸善CHI 東1 -0.52 9/13 上期 -12.50
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした20日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース
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