大引けの日経平均は前週末比493.93円高の22784.74円となった。終値としては6月10日以来、およそ1カ月ぶりの高値水準となる。東証1部の売買高は12億1591万株、売買代金は2兆1386億円だった。業種別では、全33業種がプラスとなり、鉱業、鉄鋼、空運業、輸送用機器、非鉄金属が上昇率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の94%、対して値下がり銘柄は6%となった。
個別では、売買代金トップのソフトバンクG<9984>と同2位のソニー<6758>が揃って4%超の上昇。ソフトバンクGは出資する米ウィーワーク会長の収益改善を目指す発言が伝わり、ソニーはおよそ19年ぶりの高値を付けた。その他ではトヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、ファナック<6954>が3%前後上昇し、ファーストリテ<9983>、任天堂<7974>、レーザーテック<6920>は小じっかり。ホンダ<7267>やオンワードHD<8016>は提携を手掛かりに大きく買われた。決算発表銘柄ではライフコーポ<8194>やコスモス薬品<3349>が急伸し、エーアイテイー<9381>はストップ高を付けた。一方、売買代金上位では東エレク<8035>が逆行安。良品計画<7453>や安川電<6506>も決算を受けて売り優勢となった。公募増資等の実施を発表したオープンハウス<3288>は急落。また、システムインテ<3826>などが東証1部下落率上位に顔を出した。
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