SQ確定値は32484.24円だった。
大引けの日経平均は前日比28.07円安の32391.26円となった。東証プライム市場の売買高は13億3681万株、売買代金は3兆7641億円だった。セクターでは電気・ガス、小売、陸運が下落率上位に並んだ一方、海運、その他金融、証券・商品先物取引が上昇率上位に並んだ。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の62%、対して値上がり銘柄は34%だった。
個別では、米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)の大幅高を受けてアドバンテスト<6857>が急伸し上場来高値を更新。東エレク<8035>、ディスコ<6146>も大幅に続伸。郵船<9101>、商船三井<9104>の海運も買われ、川崎汽船<9107>は年初来高値を更新。決算が好感されたSHIFT<3697>、久光製薬<4530>、ビーウィズ<9216>が急伸し、マニー<7730>も大幅高、ウイングアーク1st<4432>はストップ高比例配分となった。東宝
<9602>は業績及び配当予想の上方修正で買われた。東証スタンダードではニデック<6594>が株式公開買い付け(TOB)を発表したTAKISAWA<6121>、好決算に加え大幅増配や自社株買いが評価されたTONE<5967>がストップ高比例配分となった。
一方、一時大幅に続伸していたいソシオネクスト<6526>が後場に崩れ、大幅安で終わった。2ケタ減益決算が失望された7&I-HD<3382>は大きく下落。3-5月期決算が市場予想を上回り業績予想を上方修正したファーストリテ<9983>は上昇スタートも失速して下落に転じた。Sansan<4443>は今期見通しが良好も3-5月期の営業赤字転落が売り材料視されて下落。決算が嫌気されたフィルカンパニー<3267>、ラクトジャパン<3139>、不二越<6474>、メディアドゥ<3678>が大幅安となり、松屋<8237>は好決算ながらも出尽くし感から大きく売られた。ほか、為替の円高を背景に日産自<7201>、マツダ<
7261>、スズキ<7269>など自動車が売られた。 <YN>
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