決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … ピジョン、トリケミカル、Ｒフィールド (11月30日～12月6日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の水準から7日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ティーライフ <3172>
　19年7月期第1四半期(8-10月)の連結経常利益は前年同期比2.5倍の1.2億円に急拡大し、通期計画の3.5億円に対する進捗率は34.7％に達し、5年平均の12.7％も上回った。

★No.2　トリケミカル <4369>
　19年1月期の経常利益を従来予想の19.4億円→29.9億円(前期非連結は16.2億円)に54.1％上方修正し、増益率が19.6％増→84.3％増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

★No.5　ピジョン <7956>
　19年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比16.6％増の176億円に伸び、通期計画の204億円に対する進捗率は86.7％に達し、5年平均の76.2％も上回った。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<3172> ティーライフ 　東１ 　 +15.92 　 12/ 3　　　1Q　　　154.17
<4369> トリケミカル 　東１　　 +8.24 　 11/30　　　3Q　　　 74.27
<2910> Ｒフィールド 　東１　　 +6.82 　 12/ 3　　上期　　　-26.14
<6097> 日本ビューホ 　東１　　 +3.94 　 12/ 5　　上期　　　-19.78
<7956> ピジョン 　　　東１　　 +1.60 　 12/ 3　　　3Q　　　 16.56

<7640> トップカルチ 　東１　　 +0.54 　 12/ 6　本決算　　　　黒転

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした7日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース