前年度業績に大きく寄与した高採算の半導体検査装置及び産業用機器向け委託開発案件ビジネスの終了に伴うマイナス要因をリカバリーすべく、新規事業分野の発掘、高採算ビジネスの営業活動に注力した。売上面は、旺盛な半導体需要でカバーできず前年上期に比べ減少した。利益面も、高採算ビジネスの終了の影響により、前年上期に比べ売上総利益が減少し、さらに当第2四半期連結会計期間末時点の外貨建て負債が外貨建て資産を上回ったところに円安の為替相場のため、評価上の為替差損のマイナス要因が、業績に大きく影響した。
品目別では、半導体分野は、産業用機器向け委託開発案件ビジネスの終了に伴う納入減等のマイナス要因があったが、車載用機器向けをはじめとするメモリ需要が旺盛であったため、売上高92.18億円(前年同四半期比5.0%増)となった。液晶分野は車載用機器向けが好調に推移しているが、大手顧客向けモニタ用液晶の一部品種における納期の延期が影響し、売上高91.84億円(同4.9%減)となった。電子機器分野は、異物検出機等の装置ビジネスが堅調に推移したものの、前期の特別需要の半導体検査装置が剥落したため、売上高32.42億円(同51.6%減)となった。その他分野は、世界的に活況であるリチウムイオンバッテリ市況において日本向けの供給量の不足によりその進捗が遅延状況にあるものの、浄水器用モジュール等の商品の販売に注力したことで、売上高13.59億円(同0.8%増)となった。
2019年3月期通期の連結業績予想は、売上高が前期比6.3%減の510.00億円、営業利益が同33.7%減の8.00億円、経常利益が同47.4%減の4.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同48.6%減の3.10億円とする期初計画を据え置いている。
<SF>
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