【売り】神戸物産(3038)過熱感が漂う=フェアトレード西村剛

■注目銘柄：【売り】神戸物産(3038)

■注目理由
9月12日に第３四半期決算を発表。PB商品がメディアで紹介されるなど販売が好調で２桁の増収増益を達成している。これを受け、下落が続いていた同社株は反発し、10月3日には5980円をつけた。

■テクニカル分析
10月2日に前日比+10.4%と大幅に上昇、翌3日も小幅に続伸して前日比+0.34%の5870円で引けた。直近は上昇が目立つがRSI(9日)が87.8％と過熱感が強くなっており、この水準での買いは控えたいと判断した。

■事業概要
業務スーパーを全国展開。時価総額約4000億円。PER約30倍 PBR約8倍

■足もとの業績
直近発表の2019年10月期第3四半期決算では、売上高2203億51百万円(前年同期比+11.1%)、営業利益144億93百万円(同+23.0%)、純利益92億92百万円(同+17.0%)となっている。