決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … 神島化、ブラス、ジャストプラ (12月12日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の12月9日から12日の決算発表を経て13日9時27分現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　ブラス <2424>
　17年7月期第1四半期(8-10月)の経常利益(非連結)は前年同期比23.6％増の3.4億円に伸び、8-1月期(上期)計画の5.4億円に対する進捗率は62.4％となり、前年同期の65.0％とほぼ同水準だった。

★No.2　神島化 <4026>
　17年4月期の連結経常利益を従来予想の12億円→13.2億円(前期は7.1億円)に10.0％上方修正し、増益率が69.0％増→85.9％増に拡大する見通しとなった。

★No.3　サトウ食品 <2923>
　17年4月期第2四半期累計(5-10月)の連結経常損益は1.8億円の赤字(前年同期は2.5億円の赤字)に赤字幅が縮小し､従来の2.6億円の赤字予想からも赤字幅を縮小して着地。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<2424> ブラス 　　　　東Ｍ 　 +12.70 　 12/12　　　1Q　　　 23.64
<4026> 神島化 　　　　東２　　 +4.23 　 12/12　　上期　　　 95.56
<2923> サトウ食品 　　東２　　 +0.15 　 12/12　　上期　　　　赤縮
<4287> ジャストプラ 　ＪＱ　　 +0.14 　 12/12　　　3Q　　　-15.71

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした13日9時27分株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース