―決算で売られた銘柄! 下落率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の4月2日から3日の決算発表を経て6日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。
▲No.1 エクスM <4394>
20年11月期第1四半期(19年12月-20年2月)の経常利益(非連結)は前年同期比3.0%減の3200万円に減り、12-5月期(上期)計画の6600万円に対する進捗率は48.5%にとどまったものの、前年同期の33.7%を上回った。
▲No.2 瑞光 <6279>
20年2月期の連結経常利益は前の期比7.7%増の24.3億円に伸びたが、21年2月期は前期比38.9%減の14.8億円に落ち込む見通しとなった。
▲No.5 イーサポート <2493>
20年11月期第1四半期(19年12月-20年2月)の連結経常利益は前年同期比44.2%減の4300万円に落ち込んだが、12-5月期(上期)計画の3200万円に対する進捗率が134.4%とすでに上回り、さらに5年平均の39.3%も超えた。
■決算マイナス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 下落率 発表日 決算期 経常変化率
<4394> エクスM 東M -7.49 4/ 3 1Q -3.03
<6279> 瑞光 東2 -3.59 4/ 3 本決算 -38.91
<3498> 霞ヶ関C 東M -2.70 4/ 3 上期 黒転
<1997> 暁飯島工業 JQ -1.65 4/ 3 上期 51.87
<2493> イーサポート JQ -1.30 4/ 3 1Q -44.16
※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした6日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「%」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。
株探ニュース
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