日本サードが反発、２０年３月期業績及び配当予想を上方修正

　日本サード・パーティ<2488.T>が反発している。１３日の取引終了後、２０年３月期の連結業績予想について、売上高を６２億３０００万円から６３億４０００万円（前期比１５．９％増）へ、営業利益を３億６５００万円から４億１９００万円（同７５．７％増）へ、純利益を２億１９００万円から２億５１００万円（同６２．５％増）へ上方修正したことが好感されている。売上高はほぼ計画通りに推移しているものの、ＩＣＴソリューションセグメント、教育ソリューションセグメント、西日本ソリューションセグメントで、想定よりも利益率の高い業務が受託できたことが利益を押し上げるとしている。

　また、業績予想の修正に伴い、２１円を予定していた期末一括配当を４円増額し２５円にするとあわせて発表しており、これも好材料視されている。前期実績に対しては５円の増配になる予定だ。

　なお、第３四半期累計（１９年４～１２月）決算は、売上高４６億４７００万円（前年同期比１６．６％増）、営業利益３億４８００万円（同９６．１％増）、純利益２億２７００万円（同９８．１％増）だった。

出所：MINKABU PRESS