東京株式(大引け)=187円安、米株安など背景に利益確定売りも押し目買い観測
大引けの日経平均株価は前日比187円29銭安の2万2681円42銭と3日続落。東証1部の売買高概算は18億9046万株、売買代金概算は3兆5894億3000万円。値上がり銘柄数は596、対して値下がり銘柄数は1357、変わらずは81銘柄だった。
きょうの東京市場は、前日の米国株市場で税制改革に対する不透明感などを背景にNYダウが大幅反落したことから、リスク回避の売りが優勢となった。前日に乱高下した残像が投資家の脳裏に残り、全般やや慎重なムードも漂うなか、きょうも先物主導で日経平均のボラティリティが高まる展開となった。外国為替市場ではドルが売られ、1ドル=113円台前半と前日よりも円高水準で推移したことも逆風となり、日経平均株価は一時360円近く下げる場面があった。ただ、後場に入ると日銀のETF買いに対する思惑などを足場に主力株中心に買いが入り、引き続き利益確定の売りが優勢だったものの日経平均の下げ幅は縮小傾向をたどった。売買代金は3兆5000億円台と高水準が続いているが、オプションSQ(株価指数先物・オプション11月物の特別清算指数)算出に絡む特殊要因が加わったことを考慮すると、週末要因でやや売買が手控えられた感はある。
個別では、ソフトバンクグループ<9984.T>が軟調、ファナック<6954.T>、東京エレクトロン<8035.T>も売りに押された。ブリヂストン<5108.T>が大幅安、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも冴えない。熊谷組<1861.T>が急落、クックパッド<2193.T>、森永製菓<2201.T>なども大きく値を下げた。大日本印刷<7912.T>。フィード・ワン<2060.T>が売られ、コロプラ<3668.T>も安い。
半面、売買代金トップの任天堂<7974.T>が堅調、SUMCO<3436.T>も商いを膨らませ大幅高。ファーストリテイリング<9983.T>も買い優勢だった。近鉄エクスプレス<9375.T>がストップ高、ソースネクスト<4344.T>も値幅制限いっぱいに買われた。コスモエネルギーホールディングス<5021.T>、有沢製作所<5208.T>、ピーエス三菱<1871.T>なども値を飛ばした。IBJ<6071.T>、大紀アルミニウム工業所<5702.T>も物色人気。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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