佐藤渡辺、上期経常を3.5倍上方修正・4期ぶり最高益更新へ

　佐藤渡辺 <1807> [ＪＱ] が10月30日後場(13:00)に業績修正を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の2億円の黒字→7億円の黒字(前年同期は0.2億円の赤字)に3.5倍上方修正し、4期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の18.5億円(前期は15.6億円)を据え置いた。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　（１）個別業績予想　売上高につきましては、工事の施工が期初想定よりも進捗していることから前回予想を上回りました。損益につきましては、工事部門において厳正な原価管理に努めた結果、低利益工事が減少し工事の採算性が期初想定より向上したことから、営業利益は予想を上回りました。また、経常利益及び四半期純利益は、営業利益の増加に加え、子会社から配当金を受け入れたことでそれぞれ予想を上回る結果となりました。（２）連結業績予想　主に上記の個別業績予想の修正により、連結業績予想を修正するものであります。なお、個別業績の損益の増加要因である子会社からの配当金につきましては、連結の業績には影響ありません。　なお、2021年３月期通期の連結業績予想及び個別業績予想につきましては、現在までは順調に推移しておりますが、新型コロナウイルス感染症拡大の収束見通しが立たず、今後の受注環境や製品等販売部門の主要材料であるアスファルト価格に先高感があるなど、事業活動に与える影響が不透明な状況であることから、前回の予想から変更はございません。　今後、業績予想の修正が必要となった場合には、速やかに開示してまいります。