まで下げ幅を拡大した。ただ心理的な節目を前に切り返すと、為替の円安や景気敏感・ディフェンシブなセクターへの買い、一部企業の好決算を支援材料に前引けまで下げ幅を縮めた。しかし、来週の日米の金融政策決定会合を前に様子見ムードも強く、午後は再び軟化した。
大引けの日経平均は前日比186.27円安の32304.25円となった。東証プライム市場の売買高は11億9119万株、売買代金は3兆1288億円だった。セクターでは海運、金属製品、ゴム製品が下落率上位に並んだ。一方、鉱業、電気・ガス、パルプ・紙が上昇率上位に並んだ。東証プライム市場の値下がり銘柄は全体の54%、対して値上がり銘柄は41%だった。
個別では、台湾積体電路製造(TSMC)の決算が嫌気され、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、東エレク<8035>、スクリン<7735>などが大きく下落。イビデン<4062>、安川電機<6506>、TDK<6762>などハイテクも軟調。東証プライム市場の値下がり率上位は半導体関連株が多く並んだ。
一方、ディスコ<6146>は市場予想を下回る決算だったが単体速報で織り込み済み、生成AI(人工知能)関連需要へのコメントなどが好感され朝安後に上昇に転換。予想を大幅に上回る好決算となったニデック<6594>は急伸。業績予想を上方修正したGenky<9267>、JIA<7172>、アルインコ<5933>、スイスの製薬企業の日本事業を買収したそーせいG<4565>、国内証券の新規買い推奨が確認された阪和興業<8078>、ミダックHD<6564>なども急伸。国内証券がレーティングを引き上げた西松建設<1820>が大幅高となり、清水建設<1803>、大林組<1802>など建設株が軒並み上昇。ほか、武田薬<4502>、第一三共<4568>の医薬品、INPEX<1605>、JFEHD<5411>、クボタ<
6326>の景気敏感、ホンダ<7267>、三菱自<7211>の自動車が堅調。
<YN>
この銘柄の最新ニュース
清水建のニュース一覧- 信用残ランキング【売り残減少】 日産自、三菱重、アスクル 2024/12/01
- [PTS]デイタイムセッション終了 15時30分以降の上昇875銘柄・下落1328銘柄(東証終値比) 2024/11/28
- 岡本硝子、アーバネット、T&DHDなど 2024/11/28
- 日経平均は3日ぶりに反発、東エレク上昇で切り返す展開に 2024/11/28
- 日経平均寄与度ランキング(前引け)~日経平均は3日ぶり反発、東エレクが1銘柄で約141円分押し上げ 2024/11/28
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
清水建設の取引履歴を振り返りませんか?
清水建設の株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。