東京株式（寄り付き）＝買い先行、米株高も足もとの円高傾向には警戒

　２２日の東京株式市場は買い先行、寄り付きの日経平均株価は前営業日比５０円高の２万２２７０円と続伸。

　前日の米国株市場ではＮＹダウが４日続伸し約６カ月半ぶりの高値をつけたほか、Ｓ＆Ｐ５００指数などが取引時間中の最高値を上回るなど上値追いを加速させており、これを受けて東京市場でもリスクオンの流れにある。ただ、外国為替市場では１ドル＝１１０円近辺まで円高に振れており、米中貿易協議の行方を見極めたいとの思惑を背景に積極的な買いは入りにくいとの見方もある。中国・上海株市場の動向も横目に取引時間中は神経質な展開が予想される。

　寄り付き時点で業種別では３３業種中、１７業種が高く、値上がり上位に精密機器、鉄鋼、石油など。一方、値下がりで目立つのは情報通信、紙パルプ、鉱業など。

出所：minkabuPRESS