明日の株式相場見通し=5日続落受け自律反発へ、個人投資家に押し目買い意欲
あす(23日)の東京株式市場は、きょうまでの日経平均株価5日続落を受けて、自律反発の動きとなりそうだ。米トランプ政権の混迷に対する警戒感や北朝鮮を巡る地政学リスクは持続するものの、きょうの東証株価指数(TOPIX)が5日ぶりに反発に転じるなど押し目買いの動きは顕在化しつつある。
市場関係者からは「きょうは、東証株価指数をはじめ、JPX日経400、東証2部指数、マザーズ指数、ジャスダック平均も前日比プラスで引けている。また、このところ東証1部の値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回る傾向が続いている。外国人や国内機関投資家が、地政学リスクや円高進行警戒感から主力銘柄への見送り姿勢を強めるなか、個人投資家は、外部要因に左右され難い中小型の内需系好業績銘柄を選別買いする動きをみせている」との見方が出ていた。
22日の東京株式市場は薄商いのなか、前日終値をはさんだ狭いレンジのこう着状態となった。上値を買う動きが乏しい一方、下値を売り込む動きもみられなかった。日経平均株価終値は、前日比9円29銭安の1万9383円84銭と小幅ながら5日続落となった。
日程面では、6月の毎月勤労統計確報値、7月の粗鋼生産量、7月の工作機械受注、21日時点の給油所の石油製品価格に注目。海外では、米7月の新築一戸建て住宅販売、韓国サムスンが新型スマホ「ギャラクシーノート8」の発表が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
市場関係者からは「きょうは、東証株価指数をはじめ、JPX日経400、東証2部指数、マザーズ指数、ジャスダック平均も前日比プラスで引けている。また、このところ東証1部の値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回る傾向が続いている。外国人や国内機関投資家が、地政学リスクや円高進行警戒感から主力銘柄への見送り姿勢を強めるなか、個人投資家は、外部要因に左右され難い中小型の内需系好業績銘柄を選別買いする動きをみせている」との見方が出ていた。
22日の東京株式市場は薄商いのなか、前日終値をはさんだ狭いレンジのこう着状態となった。上値を買う動きが乏しい一方、下値を売り込む動きもみられなかった。日経平均株価終値は、前日比9円29銭安の1万9383円84銭と小幅ながら5日続落となった。
日程面では、6月の毎月勤労統計確報値、7月の粗鋼生産量、7月の工作機械受注、21日時点の給油所の石油製品価格に注目。海外では、米7月の新築一戸建て住宅販売、韓国サムスンが新型スマホ「ギャラクシーノート8」の発表が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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