【売り】村田製作所<6981>戻りいっぱいからの反落予想です
電子部品大手。世界トップのセラミックコンデンサーが主柱。ファンクショナルセラミックスをベースとした電子デバイスの研究開発・生産・販売を行う。大容量の積層セラミックコンデンサは薄型テレビやDVDプレーヤーをはじめとするデジタルAV機器やコンピュータ、デジタルカメラ、携帯電話、新型ゲームなどのデジタル家電向けが中心。
先週金曜日の日経平均株価終値は-100円の19,596円と調整開始となりました。
週末の米NY株式市場は下落し、シカゴ平均株価先物も売られておりますので、月曜日は売り優勢で始まることが予想されます。
日経平均株価の上昇もいったんピークとなり、調整入りの動きとなる可能性が高まります。
市場参加者や市場関係者は『強気』な見方に溢れております。賢明な投資家は皆が『強気』になった場面ほど、冷静に市場を見つめると言われます。テクニカル的に過熱感が高まった今、とにかくここでの『強気』は注意が必要と言えるのではないでしょうか。
村田製作所<6981>のチャートも日経平均株価に連動しジリジリと戻りを演じております。
10月30日に、2016年3月期の連結業績予想の上方修正を発表しました。スマートフォン(スマホ)の高機能化などが追い風となり、売上高は前年比15.0%増の1兆2000億円(前回予想1兆1600億円)に、営業利益は同26.8%増の2720億円(同2500億円)に、当期利益は同20.4%増の2020億円(同1830億円)に、それぞれ引き上げました。
株価は、10月15日の安値14,870円から上昇を続け、週末金曜日は-20円の19,300円と小幅下落となりました。
テクニカル的には過熱感が高まっております。
一定幅、一定期間の上昇となっており、いったんピークアウトし調整入りとなる可能性が高まっております。