ココカラファインがＳ高、事前の観測記事を上回る好決算がサプライズ

　ココカラファイン<3098.T>がストップ高。前週末７月３１日の取引終了後に発表した第１四半期（４～６月）連結決算が、売上高９３８億２０００万円（前年同期比１３．６％増）、営業利益２８億４２００万円（同９．５倍）、純利益２０億２８００万円（同５．７倍）と大幅増益となったことが好感されている。夏物商材・新製品などの導入施策や既存店の活性化策が進捗し、既存店売上高が同１２．９％増となったことが寄与した。また、７月３０日付の日本経済新聞では、「４～６月期は連結経常利益が３０億円強だったとみられる」と報じられていたが、実際は３５億１００万円（同４．２倍）であったことから、事前の観測記事を上回る好業績だったことがサプライズとなったようだ。
　なお、１６年３月期通期業績予想は、売上高３６００億円（前期比３．１％増）、営業利益６３億円（同４４．２％増）、経常利益８５億円（同２９．３％増）、純利益３４億円（同２．１倍）を見込んでいる。

ココカラファインの株価は１３時２７分現在５３５０円（△７００円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）