北米での需要が旺盛、過去最高見通し
スバルブランドの自動車事業を主軸に、航空機、産業機器事業も展開する輸送機器メーカーです。自動車部門94％、航空宇宙部門5％、産業機器部門1％。スバルは、水平対向エンジン＋AWD（四輪駆動）を核に展開されています。
2015年3月期の業績は、売上高が19.5％増の2兆8779億1300万円、営業利益が29.6％増の4230億4500万円、経常利益が25.2％増の3936億4800万円、当期純利益が26.7％増の2618億7300万円と増収増益となりました。ROEは29.3％と高水準で、売上高営業利益率も14.7％と経営効率も改善されています。
スバルの全世界の販売台数は前年同期比10.4％増の91万1000台と過去最高を記録。前期に引き続き北米が好調で前年同期比16.2％増の74万8000台と全体を牽引しました。また円安も追い風となり、セグメント利益は29.7％増益の4009億円となりました。
「フォレスター」は通年堅調に推移し、その他「レガシィ」「アウトバック」「レヴォーグ」「WRX」といった新型車の発売が寄与、また、予防安全・運転負荷軽減機能を進化させた「アイサイト（Ver.3）」搭載車が人気となり増産に繋がりました。
2016年通期予想は、売上高が5.3％増の3兆300億円、営業利益が18.9％増の5030億円、経常利益が25.7％増の4950億円、当期純利益が28.7％増の3370億円の見通しです。それでも通期業績予想の為替レートは１ドル=118円であり、上ブレの余地があると思います。
2015年3月期の業績は、売上高が19.5％増の2兆8779億1300万円、営業利益が29.6％増の4230億4500万円、経常利益が25.2％増の3936億4800万円、当期純利益が26.7％増の2618億7300万円と増収増益となりました。ROEは29.3％と高水準で、売上高営業利益率も14.7％と経営効率も改善されています。
スバルの全世界の販売台数は前年同期比10.4％増の91万1000台と過去最高を記録。前期に引き続き北米が好調で前年同期比16.2％増の74万8000台と全体を牽引しました。また円安も追い風となり、セグメント利益は29.7％増益の4009億円となりました。
「フォレスター」は通年堅調に推移し、その他「レガシィ」「アウトバック」「レヴォーグ」「WRX」といった新型車の発売が寄与、また、予防安全・運転負荷軽減機能を進化させた「アイサイト（Ver.3）」搭載車が人気となり増産に繋がりました。
2016年通期予想は、売上高が5.3％増の3兆300億円、営業利益が18.9％増の5030億円、経常利益が25.7％増の4950億円、当期純利益が28.7％増の3370億円の見通しです。それでも通期業績予想の為替レートは１ドル=118円であり、上ブレの余地があると思います。
