堅調な業績推移を評価
2015年第1-3四半期までの業績は、売上が18.7%増の923億2100万円、営業利益が52.0%増の199億6800万円、経常利益が50.6%増の194億5700万円、純利益は、61.9%増の141億2200万円と大幅増収増益となりました。
一方、通期予想は上方修正され、修正後の売上高は14.9%増の1206億円、営業利益が45.2%増の252億円、経常利益が41.6%増の247億円、そして純利益が50.6%増の182億円と増収増益が予想されています。また、同社は配当性向25%を基準としているので配当金も連動して上方修正され、20円増の60円となりました。
これは半導体・電子部品業界の市場環境がよく、とくに精密加工装置において、アジア地域を中心に半導体メーカー各社が期末にかけて徐々に設備投資を積極化させたことから大幅増収となった事が一番の理由です。
4月22日に発表された連結売上高・個別業績の速報値によると、第4四半期の連結売上高は335億9800万円となり、これにより、通期連結売上高は1259億2000万円となり、業績予想(売上高1206億円)に対して、104.4%の達成率となりました。