富士通は買い先行、データセンター能力増強報道を好感

　富士通<6702.T>は買い先行。米国株高で内外機関投資家のリスク許容度が改善しているほか、為替の円安に伴い主力輸出株には追い風となっている。そのなか、同社は国内のデータセンター処理・保管能力を５割増やすと１２日付の日本経済新聞が報じており、これが株価を刺激している。５２３億円かけ新設備を建設して２０１６年に稼働させる方針と伝わっている。情報システムのクラウド化が進展しデータセンター需要が急増傾向にあり、これに対応したもので、設備増強による同社の今後の業容拡大に対する期待が高まった。

富士通の株価は９時４分現在６６３．５円（△６．５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）