日本株を売っているのは誰か?

\ あなたにピッタリの銘柄がみつかる /

みんかぶプレミアムを無料体験!

プランをみる

最新投稿日時:2014/11/06 17:52 - 「日本株を売っているのは誰か?」(西村剛)

お知らせ

読み込みに失敗しました。

しばらくしてからもう一度お試しください。

重要なお知らせ すべて見る

日本株を売っているのは誰か?

著者:西村剛
投稿:2014/11/06 17:52

外国人投資家の動向に注目

6日の日経平均株価は反落しました。日経平均株価は前日比マイナス0.86%の16792円48銭、東証マザーズ指数は+1%の942.50ポイントとなっています。

6日の日経平均株価は前場こそプラスで推移したものの後場に入り、利益確定に伴い先物に大口の売り注文が入りマイナスに転じました。

では今日先物に大口の売り注文を出したのは誰でしょうか?その答えが、先物の投資主体者別売買動向にあると考えます。

10月第4週の日経225miniの投資主体者別売買動向をみると、

個人投資家:549億円の売り越し
海外(外国人)投資家:587億円の買い越し
信託銀行:5億円の売り越し

となっています。

ちなみに現物株の投資主体者別売買動向は、

個人投資家:691億円の売り越し
海外(外国人)投資家:257億円の買い越し
信託銀行:1580億円の買い越し

ですので単純に合算すると、

個人投資家:1240億円の売り越し
海外(外国人)投資家:844億円の買い越し
信託銀行:1575億円の買い越し

となります。この数字をみると、先週の日銀バズーカ砲相場のときに先物を買っていた外国人投資家が、いったん上昇が終わったとみて買っていた先物を手仕舞ったのかもしれません。

ちょうど米国の中間選挙が終ったタイミングです。外国人投資家の投資スタンスが変わった可能性もありますので、日々発表されている外資系証券寄付き前動向を確認するなどして、外国人投資家の動向に変化が出ないかどうか注目しておくと良いでしょう。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想

みんかぶおすすめ