<動意株・16日>(前引け)=ダイハツディ、若築建、日ゼオン
ダイハツディーゼル<6023.T>=一時ストップ高。15日の取引終了後、集計中の14年3月期連結業績について、売上高を従来予想の550億円から575億円(前の期比5.5%増)へ、営業利益を同23億円から49億円(同76.3%増)へ、純利益を同13億円から27億円(同18.9%増)へそれぞれ上方修正したことを好感した買いが集中している。為替レートが想定よりも円安で推移したことに加えて、メンテナンス関連の売り上げが想定を上回ったことが要因としている。
若築建設<1888.T>=上伸。海上土木で豊富な実績を擁し、良好な受注環境のもと採算を重視した案件確保が功を奏している。本格化し始めた漁港復旧工事の受注が期待されるほか、羽田空港のハブ化構想など、中期的にも追い風は強い。14年度予算では公共事業費が2年連続で増加となり、政府は4~9月に執行を集中させる方針とみられ、主流となる港湾整備や防災・減災関連工事で同社の事業機会の拡大が期待される。
日本ゼオン<4205.T>=堅調。同社は合成ゴムのほか液晶パネル向け光学フィルムでも高シェアを擁しており、14年3月期はテレビ向け光学フィルムが好調で収益を牽引、営業利益は18.2%増の280億円を会社側は予想しているが、市場では20億円程度の上振れ余地が指摘されている。15年3月期は引き続き光学フィルムが好調、タイヤ向け合成ゴムも事業環境の改善を背景に国内を中心に伸びる見通しで、最終利益段階では連続ピーク利益更新が濃厚。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
若築建設<1888.T>=上伸。海上土木で豊富な実績を擁し、良好な受注環境のもと採算を重視した案件確保が功を奏している。本格化し始めた漁港復旧工事の受注が期待されるほか、羽田空港のハブ化構想など、中期的にも追い風は強い。14年度予算では公共事業費が2年連続で増加となり、政府は4~9月に執行を集中させる方針とみられ、主流となる港湾整備や防災・減災関連工事で同社の事業機会の拡大が期待される。
日本ゼオン<4205.T>=堅調。同社は合成ゴムのほか液晶パネル向け光学フィルムでも高シェアを擁しており、14年3月期はテレビ向け光学フィルムが好調で収益を牽引、営業利益は18.2%増の280億円を会社側は予想しているが、市場では20億円程度の上振れ余地が指摘されている。15年3月期は引き続き光学フィルムが好調、タイヤ向け合成ゴムも事業環境の改善を背景に国内を中心に伸びる見通しで、最終利益段階では連続ピーク利益更新が濃厚。
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