日立ハイテクが下げ渋る、脳科学の産業応用事業に参入

　日立ハイテクノロジーズ<8036.T>は一時、前日比８１円安の２２５３円まで売られる場面もあったが、売り一巡後は下げ渋る動きとなっている。２月４日につけた年初来安値２２２８円が意識されているほか、１０日に脳科学の産業応用事業に参入すると発表したことが下支えとなっているようだ。
　脳科学の産業応用事業への参入は、このほど日立<6501.T>が手掛ける光トポグラフィ事業のうち、研究用途や産業用途向け携帯型装置の販売およびコンサルテーション事業を取得したことが背景。脳機能の可視化技術を重要な要素と位置づけ、新事業の拡大を目指すとしている。

日立ハイテクの株価は１３時４８分現在２３２４円（▼１０円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）