シリアの政権転覆で、イスラエルによるイラン空爆が容易に
シリアのアサド政権が崩壊した後、イスラエル軍はシリア政府軍が残した兵器や軍事施設を次々に空爆した。空爆は数百回規模であるという。シリア領内のイラン革命防衛隊(IRGC)はすでに撤退している可能性が高く、イスラエル軍の航空機がシリア、イラク北部を経由してイランに到達しやすくなったと見られており、イラン核施設に対する攻撃が近いとの観測が高まっている。米政権交代を控えるなかで、ロシアと北大西洋条約機構(NATO)の対立が激化し、アサド政権が転覆するなど、混乱の拡大が各地で発生しており、イランとイスラエルの衝突本格化が意識されやすいようだ。
MINKABU PRESS
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