ECB、今週のユーロ圏HICP受け、利下げに慎重姿勢維持か=NY為替
きょうの為替市場はドルの戻り売りが優勢となる中、ユーロドルは買い戻しが出ており、一時1.05ドル台を回復する場面も見られた。ただ、1.05ドル台に入ると戻り売り圧力も強まるようで、現在は1.04ドル台での推移となっている。
今週は11月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)が公表されるが、総合指数で前年比2.3%、コア指数で2.8%が見込まれている。予想通りの数字であれば、12月は利下げは確実視されているものの、一時で出ている0.50%ポイントの大幅利下げはないと見られている模様。ECBはユーロ圏のインフレ上昇により、来月に積極的な利下げを行わない見通しだという。
先週発表された企業景況感調査では、経済の縮小への脅威が浮き彫りになり、12月の理事会で大幅利下げを求める声が強まる可能性もある。しかし、今月もインフレは上昇し、ECBの2%目標を上回る可能性が高くいという。そのため0.25%ポイントの利下げが最も可能性の高い決定となるという。11月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値は今週29日に発表予定。
EUR/USD 1.0491 EUR/JPY 161.97 EUR/GBP 0.8352
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
今週は11月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)が公表されるが、総合指数で前年比2.3%、コア指数で2.8%が見込まれている。予想通りの数字であれば、12月は利下げは確実視されているものの、一時で出ている0.50%ポイントの大幅利下げはないと見られている模様。ECBはユーロ圏のインフレ上昇により、来月に積極的な利下げを行わない見通しだという。
先週発表された企業景況感調査では、経済の縮小への脅威が浮き彫りになり、12月の理事会で大幅利下げを求める声が強まる可能性もある。しかし、今月もインフレは上昇し、ECBの2%目標を上回る可能性が高くいという。そのため0.25%ポイントの利下げが最も可能性の高い決定となるという。11月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)速報値は今週29日に発表予定。
EUR/USD 1.0491 EUR/JPY 161.97 EUR/GBP 0.8352
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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