海運株が軒並み上値指向、バルチック指数底入れで追い風局面に◇
日本郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>、川崎汽船<9107.T>など大手をはじめ海運株が軒並み強調展開。業種別騰落でも33業種中、値上がり率2位にランクインしている。国内長期金利の先高観測が強まるなか、低PER・PBRで配当利回りの高いバリュー株の物色機運が再び高まっており、その流れに乗っている。また、海運市況の風向きも変わってきた。鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数が5月下旬から戻り足に転じており、6月10日時点で5日続伸となり、1883まで水準を切り上げてきた。バルチック海運指数との株価連動性も指摘される海運セクターにとって追い風となっている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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