光通信、今期最終を12％上方修正、配当も4円増額

　光通信 <9435> [東証Ｐ] が2月13日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比10.9％増の738億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の760億円→850億円(前期は913億円)に11.8％上方修正し、減益率が16.8％減→6.9％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の142億円→232億円(前年同期は315億円)に63.2％増額し、減益率が54.8％減→26.3％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の578円→582円(前期は545円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同一期間比79.1％増の120億円に拡大し、売上営業利益率は前年同一期間の12.5％→17.3％に大幅上昇した。

株探ニュース