木村工機、今期経常を54％上方修正・4期ぶり最高益、配当も25円増額

　木村工機 <6231> [東証Ｓ] が11月10日昼(12:15)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比3.5倍の13.1億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の15.7億円→24.1億円(前期は15.6億円)に53.5％上方修正し、増益率が0.2％増→53.8％増に拡大し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益は前年同期比8.1％減の10.9億円に減る計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の40円→65円(前期は40円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常利益は前年同期比2.6倍の6.8億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の10.3％→20.5％に急上昇した。

株探ニュース