クリレスHD Research Memo(4):成長回帰に向けた投資を再開

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最新投稿日時:2023/10/23 14:54 - 「クリレスHD Research Memo(4):成長回帰に向けた投資を再開」(フィスコ)

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クリレスHD Research Memo(4):成長回帰に向けた投資を再開

配信元:フィスコ
投稿:2023/10/23 14:54
*14:54JST クリレスHD Research Memo(4):成長回帰に向けた投資を再開 ■中期経営計画の進捗

クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>の中期経営計画では、1) アフターコロナを見据えたポートフォリオの見直し、2) グループ連邦経営のさらなる進化、3) DX推進による生産性の向上・人財不足への対応の、3つの成長戦略を推進しているが、2024年2月期については以下の取り組みにより、これまで一定の成果をあげることができた。

1. 既存店のさらなる質の向上
ロケーションビジネスからブランドビジネスへの転換を図る方針の下、25のコアブランドそれぞれのコンセプトシートを作成して、コンセプトを再定義したほか、専門性と効率性をさらに強化すべく、組織変更やグループ内店舗移管を実施した。また、外部アドバイザー※も積極的に起用している。

※「やさい家めい」にて、「発酵王子」の愛称で親しまれている伏木暢顕(ふしきのぶあき)氏を料理監修に迎え、コラボメニューを開発中。また、「Mr. FARMER」では、予防医療に取り組む医師・道下将太郎(みちしたしょうたろう)氏(アフロードクリニック)との共同開発メニューを展開。


2. 「守り」から「攻め」への転換
「質も、そして量も」に向けた投資を再開し、コアブランドを中心とする新規出店(23店舗)及び戦略的な業態変更(9店舗)のほか、DX投資や新業態・コンセプト開発に向けた「クリエイト・ブランド・ラボ」の設立などを行った。とりわけDX投資については、リピーターの獲得・ファンづくりに向けたマーケティングオートメーションの導入※1、モバイルオーダーの導入店舗の拡大※2、セルフレジ・配膳ロボットの試験導入店舗の拡大※3などを進めている。

※1 和食レストラン「かごの屋」にて、会員(約15万人)の来店頻度向上(利用状況に合わせて最適な情報を配信)を推進。
※2 グループ全体で216店舗導入済(2024年2月期中には250店舗を超える見込み)。同社オリジナル機能の開発強化やデータ利活用を推進。
※3 人手不足・職場環境の改善に向けて、「かごの屋」「しゃぶ菜」「TANTO TANTO」「やさい家めい」ほかゴルフ場内レストラン等複数の業態で導入・実験中。


3. 人財不足への対応
グループ横断的な「人財プロジェクトチーム」を発足し、人的資本の強化に向けて動き出すとともに、採用強化にも取り組んでいる。採用については新卒採用の再開・強化(目標50人)、退職者カムバック強化、外国人採用ルートの拡大(2024年2月期上期で既に約150人が入社済み。さらにプラス150人の獲得を目指す)、クルーの社員登用・リファラル採用の強化、スキマバイト(単発バイト)の直雇用化の推進、多様な働き方の追加・促進など、採用方法の多角化や多様な人財の活躍推進に取り組んでいる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

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配信元: フィスコ

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