午後:債券サマリー 先物は反発、米金利低下が支援材料
1日の債券市場で、先物中心限月3月限は反発。前日に発表された米経済指標で賃金インフレの減速が示されたことを受け、同日の米市場で債券が買われた流れを引き継いだ。
米労働省が1月31日に発表した22年10~12月期の雇用コスト指数が前期に比べて1.0%上昇し、伸び率が7~9月期の1.2%から鈍化したことで、同日の米市場では米利上げの長期化観測が後退。米長期金利の低下が国内債の支援材料となり、債券先物は寄り付き直後に一時146円75銭まで上伸した。ただ、日本時間2日未明に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見を前に積極的には動きにくく、上値を追う勢いには乏しかった。市場では0.25%の利上げ決定が確実視されているが、パウエルFRB議長が会見で今後の利上げペースについてどう言及するかを見極めたいとする向きが多かった。なお、あす2日は財務省による10年債入札が予定されている。
先物3月限の終値は前日比16銭高の146円72銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%低下の0.480%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
米労働省が1月31日に発表した22年10~12月期の雇用コスト指数が前期に比べて1.0%上昇し、伸び率が7~9月期の1.2%から鈍化したことで、同日の米市場では米利上げの長期化観測が後退。米長期金利の低下が国内債の支援材料となり、債券先物は寄り付き直後に一時146円75銭まで上伸した。ただ、日本時間2日未明に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果やパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の会見を前に積極的には動きにくく、上値を追う勢いには乏しかった。市場では0.25%の利上げ決定が確実視されているが、パウエルFRB議長が会見で今後の利上げペースについてどう言及するかを見極めたいとする向きが多かった。なお、あす2日は財務省による10年債入札が予定されている。
先物3月限の終値は前日比16銭高の146円72銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.010%低下の0.480%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
最新人気記事
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 07:10
-
今日 07:10
-
今日 07:10
みんかぶおすすめ
\ 投資・お金について学ぶ入門サイト /