【注目】売上高が過去最高の安値圏脱出銘柄-あすなろ投資顧問CEO大石やすし

ベガコーポレーション（3542）、ジェイテック（2479）、多摩川ホールディングス（6838）

◆ベガコーポレーション
ネット上で家具・インテリア販売のECサイト「LOWYA」を運営。
昨日は2023年3月期第3四半期決算を発表。これまでオンラインのみで勝負してきた同社だが、10月よりイオンスタイル北戸田にてクリスマスツリー等の展示販売を開始。その販売が好調に推移し、3Qとして売上高が過去最高の着地となった。本日前場は窓開け急伸。日足200日線の突破により安値圏からの水準訂正が進むと予想する。

◆ジェイテック
自動車や半導体分野向けのテクノロジスト派遣を手掛けている。
昨日は23年3月期通期の経常利益予想を上方修正。これまでの予想1億5500万円から2億1500万円（前期は1億1700万円）に38.7％上方修正し、増益率は32.5％増から83.8％増に拡大する見通し。実に17期ぶりに過去最高益を更新する見込みとなった。昨今の最新技術の進化により次世代自動車やロボット、AI関連などの次世代技術関連の派遣が高水準となっている模様。前場は買いが殺到し急騰。低位株という事で今後もあらゆる資金を呼び込む期待があり注目。

◆多摩川ホールディングス
高周波無線機器や再生可能エネルギー事業を展開。
12月に量子インターネット市場への新規参入を目指すと発表があった。既に同社の量子センサー向けアルカリ原子マイクロセルは東京大学にて実証に成功し、その成果が国内学会で発表されている。量子センサーは次世代の超高感度なセンサーとして期待され、今後の注目テーマと言えよう。株価は安値圏で下値切り上げ基調にあり監視しておきたい。

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