スバル、今期経常を一転7％増益に上方修正・最高益、配当も120円増額

　スバル興業 <9632> [東証Ｓ] が12月8日大引け後(16:00)に決算を発表。23年1月期第3四半期累計(2-10月)の連結経常利益は前年同期比28.8％増の40.7億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の40.9億円→47.5億円(前期は44.5億円)に16.2％上方修正し、一転して6.9％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した8-1月期(下期)の連結経常利益も従来予想の9.8億円→16.4億円(前年同期は20.2億円)に67.4％増額し、減益率が51.3％減→18.5％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の260円→380円(前期は360円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である8-10月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比31.2％増の9.6億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の10.8％→14.7％に大幅上昇した。

株探ニュース