ユーロが堅調、ドル円は序盤に買われたあとは高止まりに=ロンドン為替概況

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最新投稿日時:2022/12/07 20:38 - 「ユーロが堅調、ドル円は序盤に買われたあとは高止まりに=ロンドン為替概況」(みんかぶ(FX/為替))

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ユーロが堅調、ドル円は序盤に買われたあとは高止まりに=ロンドン為替概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/12/07 20:38
ユーロが堅調、ドル円は序盤に買われたあとは高止まりに=ロンドン為替概況

 ロンドン市場では、ユーロが堅調に推移している。序盤に米債利回りの低下がユーロドルを下支えしたことに加えて、ECB調査で消費者が今後12カ月間のインフレ期待を高めていること、ユーロ圏GDP確報値が予想外に上方改定されたことなどが買いを誘っていた。ユーロドルは1.04台半ば割れへ軟化したあと、1.05台乗せまで上昇。ポンドドルはやや遅れて買われ、1.21台前半から後半へと上昇している。ドル円はロンドン朝方に137.86近辺まで高値を伸ばした。その後は売買が交錯し137円台前半から半ばで揉み合っている。中村日銀審議委員が当面の政策の微調整や変更の必要性を否定したことが円売りに作用した面も指摘される。また、中国が一連のコロナ規制が一段と緩和したが、香港株はむしろ売りを強めて引けており、リスク動向はやや不安定だった。NY原油先物は一時72ドル台と年初来安値を更新。カナダドルや豪ドルは上値重く推移。この後のカナダ中銀政策会合での利上げ幅見通しは25bpと50bpに二分されており、結果待ちとなっている。

 ドル円は137円台前半での取引。東京市場で137円台前半を中心に推移したあと、ロンドン朝方には高値を137.86近辺まで伸ばした。その後は米債利回りの低下とともに137円台前半に押し戻されたが、下値も堅く推移している。

 ユーロドルは1.05付近での取引。朝方に下押しされ、安値を1.0443近辺に広げた。その後は買いが優勢となり高値を1.0506近辺に伸ばしている。ユーロ円も堅調。東京市場からのじり高の流れが継続し、ロンドン時間には144円台乗せから144.41近辺に高値を伸ばした。対ポンドでは買いが先行したあと、押し戻されており、往って来いとなっている。

 ポンドドルは1.21台後半での取引。序盤は1.21台前半から半ばで売買が交錯したが、ユーロドルの上昇とともに買いが優勢となった。一時1.2187近辺に高値を伸ばしている。ポンド円はじり高の流れとなり、167円台乗せから高値を167.43近辺に更新した。ユーロポンドは0.8610台から0.8640台へと買われた後は上昇一服。欧州株や米株先物はやや売りに押されているが、為替市場との連動制はほとんどみられていない。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)

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