マルシェ、今期最終を一転赤字に下方修正、対純資産で61％の赤字

　マルシェ <7524> [東証Ｓ] が11月14日大引け後(17:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の最終損益(非連結)は3億2500万円の赤字(前年同期は500万円の黒字)に転落し、従来の2700万円の赤字予想からも赤字幅を拡大して着地。
　併せて、通期の同損益を従来予想のトントン→3億9800万円の赤字(前期は3億2300万円の赤字)に下方修正した。赤字額は前期末の純資産を61.2％毀損する規模となった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の最終損益は7300万円の赤字(前年同期は3億2800万円の赤字)に赤字幅が縮小する計算になる。

　同時に、期末一括配当は引き続き未定とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の最終損益は2億3700万円の赤字(前年同期は4600万円の黒字)に転落したが、売上営業損益率は前年同期の-93.8％→-13.5％に急改善した。

株探ニュース