日本電技、上期経常は31％減益で着地、今期配当を42円増額修正

　日本電技 <1723> [東証Ｓ] が11月2日大引け後(15:30)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比31.1％減の6.7億円に落ち込み、通期計画の41.5億円に対する進捗率は16.2％にとどまり、5年平均の20.5％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比10.0％増の34.7億円に伸びる計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の108円→150円(前期は114円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比5.5％減の6.2億円に減り、売上営業利益率は前年同期の10.0％→9.4％に悪化した。

株探ニュース