反落、景気悪化による需要下振れ見通しが戻りを抑制=NY原油概況
NY原油先物11月限(WTI)(終値)
1バレル=81.23(-0.92 -1.12%)
ニューヨーク原油は反落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が0.92~0.82ドル安、その他の限月は0.92~0.70ドル安。
世界的な景気悪化による需要下振れ見通しが相場の戻りを圧迫した。英国のように景気対策によって中銀のインフレ抑制に乱れが生じる国があるものの、米国などその他の主要国では利上げを中心とした金融引き締めが続き、景気は悪化していく見通し。ただ、石油輸出国機構(OPEC)プラスが生産目標の引き下げを検討していると伝わったことは支援要因。次回の会合は来週5日に行われる。米国がイランを支援する企業に対する制裁を発表したことも下値を支えた。イラン核合意の再建協議に停滞している。
時間外取引で11月限は80.34ドルまで軟化したものの、通常取引開始を控えて買い戻しが優勢となり、プラス圏に浮上した。通常取引開始後はプラス圏とマイナス圏を往来。82.94ドルまで上昇する場面はあったが買いは続かず、引けにかけては売りに押された。
MINKABU PRESS
1バレル=81.23(-0.92 -1.12%)
ニューヨーク原油は反落。終値の前営業日比(速報値)は期近2限月が0.92~0.82ドル安、その他の限月は0.92~0.70ドル安。
世界的な景気悪化による需要下振れ見通しが相場の戻りを圧迫した。英国のように景気対策によって中銀のインフレ抑制に乱れが生じる国があるものの、米国などその他の主要国では利上げを中心とした金融引き締めが続き、景気は悪化していく見通し。ただ、石油輸出国機構(OPEC)プラスが生産目標の引き下げを検討していると伝わったことは支援要因。次回の会合は来週5日に行われる。米国がイランを支援する企業に対する制裁を発表したことも下値を支えた。イラン核合意の再建協議に停滞している。
時間外取引で11月限は80.34ドルまで軟化したものの、通常取引開始を控えて買い戻しが優勢となり、プラス圏に浮上した。通常取引開始後はプラス圏とマイナス圏を往来。82.94ドルまで上昇する場面はあったが買いは続かず、引けにかけては売りに押された。
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このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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