思惑期待。
同社はTOCビル、大崎ニューシティなど都内に所有するビルの賃貸事業を主力に展開。
ホテル業等を営むニューオータニの持分法適用関連会社。
特段の材料も出ていないが、同社株は6月末から急に出来高を増加させて上昇が続いている。
600円どころは下値が堅いと考えた大口の資金が買いに来ていると思われる。
信用倍率も0.25倍と空売りも多く入っていることからこの需給バランスにも注目して売り方の買い戻しによる上昇も狙っていると考える。
また同社の筆頭株主がニューオオタニということから完全子会社化の思惑期待もあるかもしれない。
同社はTOCビルのリニューアルを計画しており、
高規格な大規模オフィスを整備することにより、業界のリーディングカンパニー等を誘致するとともに、五反田エリア特有のIT関連産業をはじめとした中小規模のベンチャー企業の受け皿となる小割区画対応のオフィスゾーンも整備するとしている。
完成予定は2027年と先の話ではあるが、この計画に対しての期待は大きいと思われ、今後の堅調な株価形成に繋がることも考えられる。
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