ユーロ円は急落 エネルギーショックへの懸念からユーロ安が続く可能性=NY為替

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最新投稿日時:2022/07/06 01:28 - 「ユーロ円は急落 エネルギーショックへの懸念からユーロ安が続く可能性=NY為替」(みんかぶ(FX/為替))

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ユーロ円は急落 エネルギーショックへの懸念からユーロ安が続く可能性=NY為替

著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/07/06 01:28
 きょう市場はリスク回避の雰囲気が強まる中でユーロ円の売りが強まっており、一時138円台まで下落している。本日高値から300ポイント超の急落。ユーロ円はきょうの急落で21日線を完全に下放れする展開を見せており、明日以降の動きが警戒される。目先は先月安値137.85円を試しに行くか注目される。

 欧州のエネルギー価格高騰への懸念から、ユーロは当面弱含みで推移する可能性が指摘されている。依然として混沌としているウクライナ情勢でエネルギー事情が悪化し、ユーロ圏の成長へのリスクが顕著に高まっており、ユーロの本格的な反転は非常に難しいという。7-9月期のユーロドルの予想を従来の1.06ドルから1.01ドルに下方修正したとしている。

 ノルウェーの石油・ガス関連労働者によるストライキ開始も、ロシアの輸出削減により天然ガス供給がすでに逼迫している中で、エネルギーショックに対する懸念を煽っている。

 また、米大手証券はロシアがノルドストリーム1経由の欧州向け供給を削減していることに起因する不確実性を踏まえ、欧州の天然ガス価格の見通しを引き上げた。7-9月期の予想を1メガワット時104から153ユーロに、10-12月期の予想を105から121ユーロにそれそれ上方修正している。以前はノルドストリーム1経由の供給の完全復旧を見込んでいたが、もはやその可能性はないという。

EUR/JPY 139.06 USD/JPY 135.81 EUR/USD 1.0239

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)

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