欧米の注目経済指標:1-3月期米GDP改定値は上方修正の可能性

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最新投稿日時:2022/05/21 14:49 - 「欧米の注目経済指標:1-3月期米GDP改定値は上方修正の可能性」(フィスコ)

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欧米の注目経済指標:1-3月期米GDP改定値は上方修正の可能性

配信元:フィスコ
投稿:2022/05/21 14:49
5月23日−27日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

■24日(火)午後5時発表予定
○(欧)ユーロ圏5月S&Pグローバル製造業PMI -予想は55.0
参考となる4月実績は、55.5。原材料の調達に苦慮したほか、物価の急騰と景気見通しへの懸念から需要が鈍化したことが要因。5月については、ロシアのウクライナ侵攻や中国の都市部などにおける都市封鎖措置の影響が残されており、数値の改善は期待できない。

■24日(火)午後10時45分発表予定
○(米)5月S&Pグローバルサービス業PMI -予想は56.0
参考となる4月実績は55.6で3月実績を下回った。活動指数と新規受注は低下。インフレ高止まりの影響などが指数の低下につながったとみられている。5月については活動指数と新規受注は4月実績を若干上回る可能性があるため、インフレ圧力は低下していないものの、全体の数値は4月実績をやや上回る可能性がある。

■26日(木)午後9時30分発表予定
○(米)1-3月期国内総生産改定値-予想は前期比年率-1.3%
参考となる速報値は前期比年率-1.4%。輸入急増と輸出減少、民間在庫の伸びが鈍ったことがマイナス成長の要因。改定値については、純輸出の寄与度は変わらないと予想されるが、民間投資や個人消費は上方修正される可能性があるため、改定値が上方修正される可能性は残されている。

■27日(金)午後9時30分発表予定
○(米)4月コアPCE価格指数-予想は前年比+4.9%
参考となる3月実績は前年比+5.2%。4月については、海外旅行、外食、ホテルなどへの需要が3月並みの水準を維持すると予想されるが、一部項目の価格低下が予想されるため、全体の上昇率は3月実績をやや下回る可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・23日(月):(独)5月IFO企業景況感
・24日(火):(欧)5月S&Pグローバルサービス業PMI
・25日(水):(NZ)NZ準備銀行政策金利発表消費者物価指数、(米)4月耐久財受注
・26日(木):トルコ中央銀行政策金利発表
・27日(金):(豪)4月小売売上高


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配信元: フィスコ

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