好業績のバリュー株。
同社が11月に発表した第2四半期累計の連結経常利益は前年同期比2.5倍に拡大し、従来の31.0%減益予想から一転して増益で着地し、
通期の同利益を従来予想の2.1億円から5.8億円に2.8倍上方修正した。
テクノ製品事業の売り上げが期初から堅調に増加したことに加えて、コスト面でも原価低減と販管費の抑制効果などがあったことが寄与したようだ。
翌日は好感買いが入り朝はストップ高で寄り付いたが、その後は利益確定の売りに押されて上昇幅を縮小し、その後も上昇下降を繰り返しながら上昇トレンドをキープしながら900円台で落ち着いた動きを見せている。
特に中長期チャートが綺麗な上昇トレンドを描いており、昨年2月の600円台前半から上昇がスタートし、週足は13週線を下値にサポート。
月足チャートにおいては12か月線が24か月線を上抜けてゴールデンクロスを達成。一目均衡表の雲下限のところまで上昇して来ており、ここから雲に入って来るかどうかという局面だ。
好転サインが出て来ていることからチャート的にも再度1000円の大台に向けた動きに期待が持てるであろう。
PBRは0.51倍とバリュー感も強いことから金利上昇局面において底堅い動きは継続すると思われ、このまま下値を切り上げながら上昇して行くものと見ている。
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