積極投資に注目。
先日エレベーター事業を手がける台湾の永大機電工業を完全子会社化すると発表。
中国の昇降機市場が向こう数年の間、2桁成長を続け、2025年の市場規模が3,000億元(約5兆1,000億円)に到達するとの見解があり、同社は台湾や中国の昇降機市場の拡大に向けて乗り出した。
22年3月期第2四半期累計の連結営業利益は前年同期比71.5%増の3100億円に拡大。
下値を切り上げながら上値も更新していく展開となっており、積極的な攻めの姿勢が株価に反映しているといえよう。
また世界レベルで脱炭素社会を目指しているが、再生可能エネルギーに移行してその実現を目指すのは困難な見込みであり、ここにきて原発を小規模(小型化)して活用するといったことも持ち上がって来ている。
そうなると同社の技術が再度活かせる局面が訪れることからその期待も株価の上昇の一因になっているのではないかと考える。
上記した買収案件もそうだが、海外事業を拡大していることから円安メリットというところも今後の業績に恩恵があるかもしれない。
関連銘柄
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