◆ 上を下へと揺れ動いたが… - 109円後半
段階的に並ぶドル売りオーダーをこなした昨日は、一時“110.142円”へ上値を伸ばす場面が見られました。
しかし上昇はそこまで…。
一部で台頭した「米テーパリングの後ズレもっとも“109.50円”にまとまったドル買いオーダーが確認されている
観測」をキッカケに、反落に転じています。
ました。
株高/原油高を背景に「リスク回避の巻きし」が進行したことも“ドル売り”を促し、ドル円は“109.640円”へと押し戻されました。
もっともまとまったドル買いオーダーが展開する“109.50円”は割り込んでおらず、「上げた分を吐き出した」に過ぎません。
「方向感定まらず」は続いていると見るのが、やはり妥当な状況といえそうです。
◆ レンジは狭まっているが…?
こうして「往って来い」を見せる中、注目のジャクソンホール会議は迫っています。
特に「27日のみ」に短縮されたことから、思惑が台頭しやすくなっている印象は否めません。
「積極的なポジション形成は手控えられる」との見方が一般的でしたが、昨日のように「上を下へと揺れ動く」と見るのが妥当…?
オーダー状況を見ると、“109.50円”にはまとまったドル買いオーダーが昨日同様に確認される反面、ドル売りオーダーは“109.80-110.00円”に引き下がっていると聞き及びます。
当該レンジ内での揺れ動きを基本としつつ、“超えた/割った”の際の急変動には注意しておきたいところです。
もっともイベント前であることを踏まえれば、仮に“超えた/割った”としても、当該レンジには戻ってくると見るのが自然ですが…。
◆ ドル円 抵抗・支持ライン
上値5:110.227(8/19高値、週足・一目均衡表転換線、+1σ)
上値4:110.142(8/23高値、日足・一目均衡表先行スパン上限、50日移動平均線)
上値3:110.005(日足・一目均衡表先行スパン下限、8/23高値後の61.8%戻し、大台、ピボット1stレジスタンス)
上値2:109.891(8/23高値後の50%戻し)
上値1:109.790(20日移動平均線、日足・一目均衡表基準線/転換線)
前営業日終値:109.686(100日/20週/100月移動平均線、月足・一目均衡表先行スパン下限)
下値1:109.570(8/20安値)
下値2:109.479(8/18-19安値、ピボット1stサポート)
下値3:109.383(-1σ、8/16~8/19の76.4%押し)
下値4:109.319(ピボット2ndサポート)
下値5:109.109(8/16-17安値)
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