アクモス、前期経常を18％上方修正

　アクモス <6888> [ＪＱ] が7月29日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年6月期の連結経常利益を従来予想の4.2億円→5億円(前の期は5.2億円)に18.1％上方修正し、減益率が19.4％減→4.7％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した1-6月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.9億円→3.7億円(前年同期は3.2億円)に25.9％増額し、一転して16.9％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　連結の売上高は4,526百万円、営業利益は500百万円、経常利益は502百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は358百万円と、全ての利益項目で前回予想を上回る見込みとなりました。売上高については、官公庁向け入札案件の減少や民間向けシステム更新案件のピークアウトなどにより減少いたしましたが、利益については、期首より本業のリソースを活用したリモートワークの積極的活用により効率的な業務対応を行ったことで、当初の想定より営業利益率が改善したことから営業利益以下の利益項目は前回予想を上回る見通しです。個別についても上記と同様の理由により、売上高3,083百万円、経常利益398百万円、当期純利益298百万円と、全ての利益項目で前回予想を上回る見込みです。