持続可能な開発における視覚の重要性を踏まえ、国連総会で目の健康に関する決議が初採択~SantenとIAPBが実行へ向けアクション始動
参天製薬株式会社(本社所在地:大阪府大阪市、以下Santen)は、国連総会で採択された目の健康に関する決議を実行していくため、眼科領域の国際アライアンス「国際失明予防協会(以下 IAPB)」との連携を引き続き進めてまいります。IAPBと本年2月にパートナーシップ契約を締結して以来、数か月に渡り協力関係を構築しており、基礎的な眼科医療サービスへのアクセスを改善するためのグローバルな取り組みを支援しています。
Santenは、眼の疾患や不具合に起因する人々の社会的・経済的な機会損失の削減を目指しており、国連総会決議での採択を機に、IAPBとの活動をさらに拡充して参ります。今回の国連総会決議では、世界各国の政府と主要ステークホルダーがこの喫緊の課題に対処するために必要なリソースを結集するよう促しています。国連児童基金(UNICEF)、国連女性機関(UN-Women)、国連開発計画(UNDP)、国連教育科学文化機関(UNESCO)、国際労働機関(ILO)、国連交通安全協調会議は、目の健康の増進に取り組みます。また、今回の決議により、国際金融機関と援助機関は、資金調達プログラムに目の健康に関する優先事項を組み入れるよう求められることになります。
IAPBのCEOであるPeter Holland氏は、「眼科医療セクターにいる私たちは、世界が持続可能な開発目標を達成するためには、質の高い眼科医療の提供が不可欠であると長年信じてきました。IAPBと協力企業・団体は、決議を実行し、この取り組みから誰ひとり取り残されることがないよう、政府を支援してまいります。」と述べています。
この国連総会決議の実行を支援するため、SantenとIAPBは、現行の戦略的パートナーシップの一環として、以下のイニシアチブに取り組んで参ります。
• 各国政府や国家間を超えるステークホルダーと連携して、効果的なモニタリングシステムが確立され、持続可能な開発目標(SDGs)における各国の自主的な報告に目の健康増進についての項目が含まれるよう、支援する。
• 2025年の国連機関間の専門家グループによる持続可能な開発目標(SDGs)のレビューに際し、目の健康に関する目標を含めるよう戦略的に働きかける。
現在、約11億人が基礎的な眼科医療サービスを受けることができず、予防可能な失明に至っています。疾患啓発や定期的な視力検査などにリソースが適切に配分され、眼疾患の早期発見および治療に投資がなされれば、視力を守ることにつながります(1)。失明は、うつ病、不快感、社会からの孤立など、生活の質(QOL)に影響を及ぼすと言われています。そのため、眼科医療サービスへのアクセスを改善することで、多くの人々のQOLの向上につながります(2)。さらに、失明により、世界経済において毎年、4,110億ドル規模の生産力が失われていると算出されており、経済的に甚大な影響を及ぼしています(3)。目の健康は、貧困と飢餓の根絶、教育の改善、ジェンダー平等を含め、SDGsの半分以上に直接関係しています(4)。そのため、予防可能な失明に至る可能性のある人々が支援と治療を受けられるようにするためには、眼科医療への「政府と一体となったアプローチ」と様々なステークホルダーとの協力関係の強化が必要になります。
Santenの代表取締役社長兼CEOの谷内樹生は、「目の健康に関する国連総会決議が採択されたことは、当社が目指す理想の世界であるWORLD VISION(”Happiness with Vision”)の実現に向けて大きな飛躍となります。世界中で失明に至った人の90%が低中所得国で暮らしており、そのうち55%が女性と女児に発生している等、目の健康は地球規模での開発問題であることが明らかになっています。また、一般的に人は情報の80%を視覚から得るといわれ、かつ、眼の疾患は慢性的な症状を伴うことが多いため、生涯に渡って患者さんのQOLに影響を及ぼします。Santenは眼科に特化したスペシャリティ・カンパニーとして、視覚に関わる国際的な取り組みを推進し、SDGsの実現に貢献して参ります。この国連総会決議の実行を支援することは、眼科医療サービスへのアクセスを容易にし、眼の疾患や不具合に起因する世界中の人々の社会的・経済的な機会損失を削減するための重要な一歩になります。」と述べています。
<参考文献>
1.International Agency for the Prevention of Blindness (IAPB). Vision Atlas. Available here:
https://www.iapb.org/learn/vision-atlas
2.Lancet Global Health Commission Report (2020). Available here:
https://globaleyehealthcommission.org/app/uploads/2020/12/Commission-Report-1.pdf
3.Lancet Global Health Commission Report (2020). Available here:
https://globaleyehealthcommission.org/app/uploads/2020/12/Commission-Report-1.pdf
4.Lancet Global Health Commission Report (2020). Available here:
https://globaleyehealthcommission.org/app/uploads/2020/12/Commission-Report-1.pdf
Santen(参天製薬株式会社、本社:大阪市)について
Santenは、眼科に特化したスペシャリティ・カンパニーとして、医療用・一般用の医薬品や、医療機器の研究、開発、販売・マーケティング活動を行っており、世界約60を超える国・地域で製品を販売しています。
Santenが目指す理想の世界、「WORLD VISION」(Happiness with Vision)の実現に向け、世界中の技術や組織・人材をつなぎ、「見る」を通じて人々の幸せを実現するSocial Innovatorとして、眼の疾患や不具合に起因する世界中の人々の社会的・経済的な機会損失を削減することを目指します。
130年の歴史の中で培われた科学的知見や企業力を活かし、製薬企業としての枠を越え、患者さん起点で眼科医療ソリューションの開発と提供に取り組み、価値ある製品・サービスの提供を通じ、患者さんや患者さんを愛する人たちを中心に社会への貢献を果たしていきます。
詳細については、当社ホームページ https://www.santen.co.jp をご参照ください。
Santenは、眼の疾患や不具合に起因する人々の社会的・経済的な機会損失の削減を目指しており、国連総会決議での採択を機に、IAPBとの活動をさらに拡充して参ります。今回の国連総会決議では、世界各国の政府と主要ステークホルダーがこの喫緊の課題に対処するために必要なリソースを結集するよう促しています。国連児童基金(UNICEF)、国連女性機関(UN-Women)、国連開発計画(UNDP)、国連教育科学文化機関(UNESCO)、国際労働機関(ILO)、国連交通安全協調会議は、目の健康の増進に取り組みます。また、今回の決議により、国際金融機関と援助機関は、資金調達プログラムに目の健康に関する優先事項を組み入れるよう求められることになります。
IAPBのCEOであるPeter Holland氏は、「眼科医療セクターにいる私たちは、世界が持続可能な開発目標を達成するためには、質の高い眼科医療の提供が不可欠であると長年信じてきました。IAPBと協力企業・団体は、決議を実行し、この取り組みから誰ひとり取り残されることがないよう、政府を支援してまいります。」と述べています。
この国連総会決議の実行を支援するため、SantenとIAPBは、現行の戦略的パートナーシップの一環として、以下のイニシアチブに取り組んで参ります。
• 各国政府や国家間を超えるステークホルダーと連携して、効果的なモニタリングシステムが確立され、持続可能な開発目標(SDGs)における各国の自主的な報告に目の健康増進についての項目が含まれるよう、支援する。
• 2025年の国連機関間の専門家グループによる持続可能な開発目標(SDGs)のレビューに際し、目の健康に関する目標を含めるよう戦略的に働きかける。
現在、約11億人が基礎的な眼科医療サービスを受けることができず、予防可能な失明に至っています。疾患啓発や定期的な視力検査などにリソースが適切に配分され、眼疾患の早期発見および治療に投資がなされれば、視力を守ることにつながります(1)。失明は、うつ病、不快感、社会からの孤立など、生活の質(QOL)に影響を及ぼすと言われています。そのため、眼科医療サービスへのアクセスを改善することで、多くの人々のQOLの向上につながります(2)。さらに、失明により、世界経済において毎年、4,110億ドル規模の生産力が失われていると算出されており、経済的に甚大な影響を及ぼしています(3)。目の健康は、貧困と飢餓の根絶、教育の改善、ジェンダー平等を含め、SDGsの半分以上に直接関係しています(4)。そのため、予防可能な失明に至る可能性のある人々が支援と治療を受けられるようにするためには、眼科医療への「政府と一体となったアプローチ」と様々なステークホルダーとの協力関係の強化が必要になります。
Santenの代表取締役社長兼CEOの谷内樹生は、「目の健康に関する国連総会決議が採択されたことは、当社が目指す理想の世界であるWORLD VISION(”Happiness with Vision”)の実現に向けて大きな飛躍となります。世界中で失明に至った人の90%が低中所得国で暮らしており、そのうち55%が女性と女児に発生している等、目の健康は地球規模での開発問題であることが明らかになっています。また、一般的に人は情報の80%を視覚から得るといわれ、かつ、眼の疾患は慢性的な症状を伴うことが多いため、生涯に渡って患者さんのQOLに影響を及ぼします。Santenは眼科に特化したスペシャリティ・カンパニーとして、視覚に関わる国際的な取り組みを推進し、SDGsの実現に貢献して参ります。この国連総会決議の実行を支援することは、眼科医療サービスへのアクセスを容易にし、眼の疾患や不具合に起因する世界中の人々の社会的・経済的な機会損失を削減するための重要な一歩になります。」と述べています。
<参考文献>
1.International Agency for the Prevention of Blindness (IAPB). Vision Atlas. Available here:
https://www.iapb.org/learn/vision-atlas
2.Lancet Global Health Commission Report (2020). Available here:
https://globaleyehealthcommission.org/app/uploads/2020/12/Commission-Report-1.pdf
3.Lancet Global Health Commission Report (2020). Available here:
https://globaleyehealthcommission.org/app/uploads/2020/12/Commission-Report-1.pdf
4.Lancet Global Health Commission Report (2020). Available here:
https://globaleyehealthcommission.org/app/uploads/2020/12/Commission-Report-1.pdf
Santen(参天製薬株式会社、本社:大阪市)について
Santenは、眼科に特化したスペシャリティ・カンパニーとして、医療用・一般用の医薬品や、医療機器の研究、開発、販売・マーケティング活動を行っており、世界約60を超える国・地域で製品を販売しています。
Santenが目指す理想の世界、「WORLD VISION」(Happiness with Vision)の実現に向け、世界中の技術や組織・人材をつなぎ、「見る」を通じて人々の幸せを実現するSocial Innovatorとして、眼の疾患や不具合に起因する世界中の人々の社会的・経済的な機会損失を削減することを目指します。
130年の歴史の中で培われた科学的知見や企業力を活かし、製薬企業としての枠を越え、患者さん起点で眼科医療ソリューションの開発と提供に取り組み、価値ある製品・サービスの提供を通じ、患者さんや患者さんを愛する人たちを中心に社会への貢献を果たしていきます。
詳細については、当社ホームページ https://www.santen.co.jp をご参照ください。
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