連休企画１[★オードリー・タン★]Googleトレンドからマーケットの旬を読む-あすなろ投資顧問CEO大石やすし

Googleトレンドからマーケットの旬を読む

＊このコーナーはGoogleで多く検索されているワードから、経済の行方やマーケットの物色動向などを読み解く大石独自の目線を書くコラムです。

「オードリー・タン」が急上昇！

　台湾のＩＴ担当閣僚、オードリー・タン（唐鳳）政務委員が、「東京五輪の防疫対策に協力するため」として、訪日を取りやめたことで急上昇。

　オリンピック周りでは他にも、音楽プロデューサーの過去のいじめ発言案件や、韓国選手団とのいざこざ、バブルの仕組み崩壊説等々、きな臭い話題は尽きません。

　少し前に私は「株にとっては開催が吉」と、あすなろYOUTUBE動画でお話ししました。理由は以下

・人類の危機における復活の狼煙を日本がやるチャンス
・日本人の危機管理体制の強固さをアピール
・日本企業への期待感を連想
・VIP接待にて以降のインバウンド加速

　つまり「日本」の良いところを、「世界にアピールする場にできるとするなら吉」という意見。

　この場合、前提となる条件が2つありました。

１・通常通りやってのける事
２・感染者爆発を封じる事

　さて足元どうでしょう？

　案の定というか、やむ無しと言うか、１も２も達成できそうにありません。むしろ、引け引け開催で状況は悪化しています。　

　このままでは、株にとってもあまりよろしくない方向に向かいそうです。

　なぜこうなっているのか？

　「人を入れて開催してほしい」

　このバッハ氏の発言から、世界（特に欧米）と日本の意識の乖離から紐解いてみましょう。

　今、例えば米国はどんな状況なのか？

　私は常日頃、仲の良い日系ハワイ人と連絡を取り合っています。そんなことから、現在のハワイの状況はどうなのか？を、マメにチェックしてきました。

　日本のニュースばかり見ている日本人には、少し衝撃かもしれませんが・・・

7/24　9:00便へ続く