◎〔週間見通し〕WTI、OPECプラスへ様子見か=豊トラスティ・大湖氏

最新投稿日時:2021/07/16 13:56 - 「◎〔週間見通し〕WTI、OPECプラスへ様子見か=豊トラスティ・大湖氏」(時事通信社)

◎〔週間見通し〕WTI、OPECプラスへ様子見か=豊トラスティ・大湖氏

配信元:時事通信社
投稿:2021/07/16 13:56
 豊トラスティ証券チーフアナリスト・大湖一樹氏=ニューヨーク原油(WTI)先物市場の参加者の関心は、産油国の8月以降の協調減産体制に集中している。サウジアラビアとアラブ首長国連邦(UAE)が合意したと伝えられているが、それが他国に受け入れられるかはまだ不透明だ。次回の閣僚級会合の日程が決まり、減産幅が正式に決定するまでは新規のポジションは取りにくい。市場は様子見ムードとなり、70〜75ドルのもみ合いで推移するとみている。
 減産幅が従来案の日量40万バレル程度でまとまれば、WTIは6日の前回高値に近い77ドルを目指すだろう。世界景気の回復で需要は堅調になっている上、米国のシェールオイルの生産は思いのほか伸びず、需給は引き締まっている。
 UAEはサウジに対し、来年4月以降、生産量の基準数値を引き上げることを要求し、サウジが受け入れたとされている。他の産油国が同様に増産を求めれば、会合は紛糾しかねない。また、日程がなかなか決まらないことも考えられる。この場合は70ドルまで下がってもおかしくはない。
 他の下落要因としては、新型コロナウイルスの感染再拡大が挙げられる。米国では1日当たりの新規感染者数が2万人を超えてきた。この状態が長引けば、ガソリン需要が減退する恐れもあり、注視している。(了)
[時事通信社]
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