各界のおじさんと彼らを取り巻く社会の動き、それを語る女たちも丸裸にした男女論『ニッポンのおじさん』(著:鈴木涼美)4月21日(水)発売!

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最新投稿日時:2021/04/16 19:48 - 「各界のおじさんと彼らを取り巻く社会の動き、それを語る女たちも丸裸にした男女論『ニッポンのおじさん』(著:鈴木涼美)4月21日(水)発売!」(PR TIMES)

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各界のおじさんと彼らを取り巻く社会の動き、それを語る女たちも丸裸にした男女論『ニッポンのおじさん』(著:鈴木涼美)4月21日(水)発売!

配信元:PR TIMES
投稿:2021/04/16 19:48
古舘伊知郎氏もコメント!「男のあられもなさをハープの音色のような文体で奏でられると、涙が出てくるじゃないか」


株式会社KADOKAWA(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原眞樹)は、鈴木涼美氏による“おじさん”著名人への批評集『ニッポンのおじさん』を2021年4月21日(水)に発売します。



本書は、ビートたけし・岡村隆史・麻生太郎・星野源・小沢健二・木村拓哉・村上春樹・石原慎太郎・堀江貴文・菅義偉(敬称略)など各界を動かすおじさんたちと、彼らを取り巻く社会の動き、そしてそれを語る女たちまでも丸裸にしていく、新しいニッポンの男女論です。ウェブメディアcakesの同名連載他に大幅な加筆修正をし、書き下ろしを加えました。

古典からポップまで、多くの文学作品・人文書・漫画・映画・音楽などを文献として紐解きながら、鋭い切り口で分析していくその様は、連載当時より「言語化がすごい」「今回も名言だらけ」「今まで読んだ●●評の中で一番しっくりきた」と話題でした。

そうした著者の魅力の一つである高い視座の土壌ともなった、ギャル、社会学者、AV女優、新聞記者、それぞれの世界を体現した言葉で語られる註釈――プレイリストも本書の見所です。

また、「好きだけど寝たくはないとか、嫌いだけど使えるとか、軽蔑してるけどそそる声だとか、尊敬してるけど一緒にいたくないとか、そういう複雑系の中でおじさんたちを見ていると、単純な善悪も優劣も多面的で、一度悪者や善人に認定した者も、結構簡単に揺らぐ。そしてその、正しさが常に揺らいでいる、ということが、圧倒的に正しい。」(本文あとがきより)という著者の言葉どおり、本書は単なる“おじさん”批評ではない、矛盾と曖昧さを孕んだ人間というもののグラデーションと真摯に向き合った一冊となっています。

本書に対して、古舘伊知郎氏も「男のあられもなさをハープの音色のような文体で奏でられると、涙が出てくるじゃないか」と推薦の言葉を寄せてくださいました。なお、本書刊行を記念したトークイベントは東京、大阪の2か所での開催を現在予定しています。





【書誌情報】
書名:ニッポンのおじさん
著者名:鈴木涼美
発売日:2021年4月21日(水)※電子書籍同日配信予定
定価:本体1500円+税
ISBN:9784041111444
発行:KADOKAWA

【目次】
まえがき 権力とオカネを持ったいじめられっ子たち

愚かなおじさんは愚かじゃない女がお好き?――ビートたけし
言い難き嘆きも手――岡村隆史・藤田孝典
分け入っても分け入っても、あるよ山――乙武洋匡・ダースレイダー
僕らがミスをチル理由――Mr.Children
嫌われ男の一生――麻生太郎
多目的トイレの神様――渡部建
星野源になりたいボーイと小沢健二の全てに意味を持たせたガール――星野源・小沢健二
世界はそれをクロと呼ぶんだぜ――箕輪厚介・鬼滅の刃・愛の不時着
この街に降り積もってく真っ黒な悪の華――松浦勝人・惡の華
ブスの瞳に恋するな――燃え殻
ひょっとして死ンデレラ――角幡唯介・安田純平
ここが巣窟、迎えに来て――村西とおる
いやん、We can’t――福田淳一
キムタクはどう生きるか │ 木村拓哉・伊集院静
オナニー・コンフィデンシャル――吉村洋文
死の棘の刺さらずオトコ――船越英一郎・死の棘
ハルキはソレを愛しすぎてる――村上春樹
フェミ愛すべきオスがいて――石原慎太郎・椿三十郎
たのしく たのしく かわいくて――小室哲哉・つんく♂
なんとなく、クルッテル――田中康夫
木曜日のタロウ――山本太郎・キングダム
可愛くってずるくって意気地なしな去り際にカンパイ――安倍晋三
モテに火をつけ、白痴になれ――堀江貴文
謝んジャパン――菅義偉・Zeebra

あとがき カントリー・フォー・オールドメン~「ニッポンのおじさん」からこぼれ落ちた者についての覚書

【著者略歴】
鈴木 涼美(すずき すずみ)
1983年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業、東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。大学在学中にキャバクラのホステス、AV女優などの経験を経た後、大学院の修士論文が『「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』(青土社)として書籍化。その後、日本経済新聞記者などを経て文筆家に。著書に『身体を売ったらサヨウナラ』(幻冬舎)、『おじさんメモリアル』(扶桑社)、『オンナの値段』(講談社)、『非・絶滅男女図鑑』(集英社)。


【刊行記念トークイベント情報】
(1)本屋B &B(東京・下北沢)
・「ニッポンのサブカルおじさん」
・佐藤誠二朗×鈴木涼美×原カントくん
・4月25日(日)20:00~
・配信のみ
・詳細はこちら
http://bookandbeer.com/event/20210425_nso/

(2)梅田Lateral(大阪・梅田)
・「それでもなおニッポンのおじさん」
・鈴木涼美×カワノアユミ
・4月28日(水)18:00~
・梅田Lateral 大阪市北区堂山町10-11 H &Iビル2F
・観覧・配信ともに
・詳細はこちら
https://lateral-osaka.com/schedule/2021-04-28-733/


配信元: PR TIMES

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