株価指数先物【寄り前コメント】 VIX指数は昨年2月半ば以来の水準に低下しリスク選好の流れが強まる

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最新投稿日時:2021/04/02 08:28 - 「株価指数先物【寄り前コメント】 VIX指数は昨年2月半ば以来の水準に低下しリスク選好の流れが強まる」(株探)

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株価指数先物【寄り前コメント】 VIX指数は昨年2月半ば以来の水準に低下しリスク選好の流れが強まる

配信元:株探
投稿:2021/04/02 08:28

大阪6月限ナイトセッション
日経225先物 29700 +300 (+1.02%)
TOPIX先物 1977.0 +20.5 (+1.04%)
シカゴ先物 29675 +275
(注:ナイトセッション、CMEは大阪の日中終値比)

 4月1日の米国市場はNYダウ、S&P500、ナスダックの主要な株価指数が上昇。バイデン大統領の2兆2500億ドル(約250兆円)規模のインフラ計画発表を受けて、景気押し上げ期待を背景とした買いが先行。また、3月のISM製造業総合景況指数が1983年以来の高水準だったことも好感された。なお、S&P500は初の4000台を超えて最高値を更新。

 シカゴ先物清算値は大阪比275円高の2万9675円だった。日経225先物のナイトセッションは日中比50円高の2万9450円で始まり、2万9500円を挟んだ狭いレンジでの推移に。米国市場の取引開始後は順調に上昇幅を広げており、引け間際には一時2万9720円をつける場面が見られた。

 本日はシカゴ先物にサヤ寄せする形から、連日のギャップスタートとなろう。公表された米国の大規模なインフラ計画への反応は既にある程度織り込まれているものの、SOX指数が続伸し連日で構成銘柄の全てが上昇していることから、グロース株を見直す流れが意識される。さらに、S&P500の最高値更新によってバリュー株への物色も見込めるだろう。VIX指数は17.33に低下しており、昨年2月半ば以来の水準となるなか、リスク選好の流れが強まりそうだ。

 NT倍率は先物中心限月で15.00倍を回復しており、修正リバウンドとしてはひとまず達成感が意識されやすい。ただし、米国の財政出動を受けた世界的な景気回復に対して、楽観的な見方が高まるようであれば、コア銘柄への物色は強まりやすく、日経平均型のインデックス買いの勢いは加速しやすい。そのため、NT倍率の上昇を想定したNTロング(日経225先物買い・TOPIX先物売り)のポジションを引き続き意識しておきたい。

 海外市場は祝日となることから海外勢の売買は限られるとみられ、ギャップスタート後は次第にこう着感が強まるだろう。しかし、先高期待により押し目買い意欲は強く、再び日経平均株価の3万円を意識したロングスタンスの流れが期待されそうだ。

株探ニュース
配信元: 株探

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